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2016.05.18
介護ニュース

補完代替医療法の組み合わせによる軽度認知障害の改善を確認

2015年11月、石川県文教会館で開催された「第18回日本補完代替医療学会学術集会」で、補完代替医療法の組み合わせが軽度認知障害(MCI)の治療に有効であると発表されました。

発表によれば、2015年8月28日から9月18日にかけて、公益社団法人・医学研究所・大手通信カラオケ業者・介護老人保健施設の4つの団体が共同で臨床試験を実施。軽度認知障害に該当する老健施設入居者9名を対象に、口腔運動やクイズを用いた「能動的音楽療法」と「軽度運動療法」、モーツァルトなど528Hzの音を含む音楽を流す「受動的音楽療法」、そして柑橘系ハーブを使った「アロマ療法」を組み合わせ、有効性を調べました。
試験の結果、軽度認知障害スクリーニングツールの「MoCAJ」の平均値が、試験前の18.3点から22.9点に上昇。中には健常者と同程度にまで数値が改善した対象者もいたとされています。

今回の臨床試験を実施した団体では、今後さらに補完代替医療法の研究を進めていく方針です。
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