資金計画シミュレーション
資金計画シミュレーションは、現在の預金額や年金額からどの程度の有料老人ホームが対象となるのかを試算するものです。ここでは、預貯金額や年金額等の支払い原資と現在の年齢から、入居一時金・月額の支払い可能な生活費の概算を算出します。
資金計画シミュレーション作成の流れと注意点
[1] 支払い原資の確認ホームへの支払いやその他生活費のもととなる原資(元手)を、『預貯金』、『年金』、
『家族からの援助』『その他収入』等に分けて整理します。その他収入はアパートの家
賃収入等が挙げられます。
[2] 資産の分類
高齢期はお金や資産の使い方を大きく3つに分けます。一つは家族や子供に残す(相続
する)お金、二つ目は臨時の出費に備えておくお金、三つ目はこれからの自分の生活の
ために使うお金です。臨時の出費とは入院による二重支払いや制度変更による支払い
額増加などに備えるものです。
[3] 現在の年齢から平均余命を考慮
年金などの収入だけで月額費用を賄うことができれば問題ありませんが、預貯金から
毎月取り崩す必要がある場合、預金残高がマイナスにならないように平均余命を考え
ておく必要があります。一般的には厚生労働省から出されている平均値を参考にしま
す。若くなるほど誤差が大きくなりますから、年齢に合わせて上乗せをして計算す
ることが必要です。
[4] 入居一時金の算定
予定している有料老人ホームに入居一時金が必要な場合、これを算定します。
[5] その他生活費の算定
有料老人ホームに支払う基本の月額費用以外に、必要な生活費を算定します。これは
医療費やおむつ代、レクレーション費、交際費等が含まれます。一般的に5万円程度は
必要ですが、入居者の生活レベルやニーズによって変化します。
[6] 支払い可能な有料老人ホーム月額費用の計算
(1)~(5)を基礎に、支払い可能な有料老人ホームの月額費用を計算します。ただし、ホー
ムによって表示されている金額のサービス内容は違う可能性がありますので、食事費用
や介護保険制度の一割負担等が含まれているのか、日常的にその他の費用が必要になら
ないのか等をしっかり確認することが必要です。






