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2017.12.06
介護ニュース

赤い高機能茶「サンルージュ」認知症改善の期待

日本製紙株式会社(以下、日本製紙)は九州大学との共同研究により、高機能茶「サンルージュ」が、一部アルツハイマー治療薬と同じ働きをし、その効果は緑茶よりも高いことを発表しました。
この「サンルージュ」は、農林水産所轄の国立研究開発法人である農業・食品産業技術総合研究機構の育成品種で、アセチルコリンエステラーゼ阻害効果が、緑茶の「やぶきた」の4.4倍、「さえみどり」の10倍あるという結果がでました。「アセチルコリン」は神経伝達物質の一つで、アルツハイマー患者の脳内には、この減少が見られます。「アセチルコリンエステラーゼ」は脳内の「アセチルコリン」を分解してしまう酵素ですが、「サンルージュ」には、この分解作用を阻害してくれる働きがあります。マウス実験では、加齢による認知機能の低下も防げることがわかりました。新芽にアントシアニンが多く含まれるため、赤い色をしたこのお茶は、食後の血糖値の上昇を抑えたり、メタボ予防の効果もあることが明らかになりました。
高機能茶「サンルージュ」は、挿し木で増やすことが難しい品種でしたが、高度な挿し木技術を持つ日本製紙の開発協力により、挿し木で増やせるようになりました。今後も九州大学との協力により、普及活動を行ってゆく方針とのことです。
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