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2017.10.24
介護ニュース

人工知能活用で介護保険適正化へ

近年、目覚ましい発達を遂げている人工知能(AI)が、新たな形で介護の現場に投入されようとしています。
今回その研究の対象となったのは、高齢者が介護保険サービスを使う際に必要とされる利用計画、ケアプランです。このケアプランは現在、利用者の要介護度や抱えている疾病、生活環境など一人一人の状況に合わせて、ケアマネージャーが作成するのが一般的となっています。しかし、ケアマネージャーが自身の雇用元である事業者の利益をのため、過剰なサービスを盛り込んで作成してしまったり、逆に利用者の求めに応じて必要性が疑問な場合でもプランに組み込んでしまうという問題点がありました。しかし、人工知能がこの分野に進出することによって、このようなヒューマンエラーともいえる面を取り除き、公正さを保ったプラン作りが可能になることが期待されています。また、プランの作成にかかる時間の大幅な短縮が見込まれ、介護現場にとっても負担軽減となるメリットが見込まれています。
このため研究ではまず、実際の10万件のケアプランなどの情報を人工知能に学習させ、数十人分のプランを試験的に作成させる計画となっています。作成されたプランは老年医学やリハビリ、栄養学の専門家らによって検討され、最終的には人工知能による最適プランの作成を目指します。
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