介護施設にロボットがやって来る!?
「介護施設にロボットが導入される」と聞いたらどう思うだろうか?「何をするんだろう」「大丈夫なんだろうか」と心配する必要はありません。実際に介護をするのではなく、このロボットはカラオケシステムを搭載したコミュニケーションロボットです。通信カラオケシステムを運営している第一興商とNTTが開発を進めているこのロボットは人間の表情と動きを理解して高齢者とコミュニケーションを図り、歌を選曲したり、一緒に体操をしたりします。楽しみながら健康維持が出来るように工夫がされています。その場の「空気を読んで行動する」というのがこのロボットの特徴です。みんなで気持ちよく歌って、運動して健康を増進させるのに一役期待できそうです。介護の現場で上手にこのロボットを使うことによって介護者たちの負担を軽くし、気持ちも軽くなって余裕ができれば、人にしかできない介護サービス分野に集中しやすくなることでしょう。
介護サービスにも人とロボットのシェアの時代がやってきたようです。