2017.09.05
介護ニュース
長期化する紛争、シリア難民と障害者の今
しかし、そんな中でも日本を含め世界中のサポートにより希望を取り戻し、将来に向かっての新たな努力と希望の芽が広がり始めています。17歳の時、銃撃により脊髄に損傷を負った事からサッカーのコーチになる夢を断たれた男性は、いつか紛争が終わった後に障害者を支える福祉の専門家になりたいと新たな夢を語り、生まれつき障害のあった男性も、助けてもらうだけではなく誰かの助けになりたいと、NGOの支援で設立した障害を持つ子供の為の劇団でボランティアとして働き始めました。世界中の支援と善意の輪によって、障害を持つ難民の方が社会を変える為に動き始めているのです。遠く離れた日本にあっても彼らの存在を忘れる事なく、これ以上彼らのような存在を生み出さないように戦争を終わらせる為、声をあげていかなければいけません。