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2017.08.30
介護ニュース

意外に知らない認知症の基礎知識

認知症とは何らかの原因で脳の細胞に障害を起こしたり、脳の働きが悪くなることによって障害を生じ、日常生活に支障をきたす状態を言います。近年認知症を発症する方が増加しており2012年時点で462万人にも上り、認知症の前段階である軽度認知障害の発症者を合わせると65歳以上の約4分の1が認知症またはその予備軍といわれています。
認知症という言葉こそ聞いたことがある人は多いでしょうが、その内容については意外に知らない方が多いのではないでしょうか?認知症といっても症状は一つではありません。認知症は中核症状と周辺症状の二つに大別されます。まず中核症状とは脳の細胞が壊れることによって起こる症状で認知症の方であれば誰でも起こる症状を指します。症状としてはいわゆる認知症の症状として知られる記憶障害のほか日時などの感覚が失われる見当識障害、判断力がなくなる実行機能障害があります。一方、周辺症状とは行動・心理にかかわってくる症状を指し、患者本人が元々持っている性格や生活環境に左右されるため人によって症状が異なる物を指します。症状としては認知症による徘徊や物とられ妄想など心理にかかわってくるものが多いとされ、こちらの症状が認知症患者の介護を難しくする大きな原因であるともいわれています。
認知症といっても症状は様々で正しい知識を持っておくことが本人や家族にとっても介護など様々な面で役に立ちますので正しい知識を学んでおかれることをお勧めします。
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