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2017.07.19
介護ニュース

日本と海外の「寝たきり老人」に対する価値観の違い

日本では一定以上の年齢になると、チューブに繋がれる所謂延命治療をするのが一般的です。医学の進歩に伴い、意思の疎通が出来なくなった場合にも延命治療を施すことが多々あります。これは高齢者の意思を反映しているとは言い難いでしょう。
しかし、福祉大国と言われているスウェーデンをはじめとして欧米諸国では、延命治療というのもは行わないのが普通です。自力で食べ物が食べられなくなった場合にも点滴やチューブなどは通すことはまずありません。自力で生きることが出来なくなった時点で自然な死を迎えるのが、高齢者の尊厳を保つことにつながると考えられているからです。
国によって倫理観や価値観が違うということを考えさせられますね。どちらが良いとは一概に言えまでんが、近年の日本ではこの欧米諸国型の考えを取り入れている病院も増えてきています。高齢者にとってもその家族にとっても、終末期について話し合ってみるのも良いかもしれませんね。
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