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2017.06.20
介護ニュース

陶芸の金継ぎの技法から現代の心の傷を癒すアート作品を発表

現代美術家の渡辺 篤さんは、インターネットで病気や障害など大変だったことやつらかった体験を募集、それらをテーマにしてさまざまなアート作品を制作し発表しています。体験の募集はTwitterからです。渡辺氏は、あえて匿名で140文字という制限された情報源から悩みや生きづらさのみを抽出し、投稿者のプロフィールなどには一切タッチしないというスタンスをとっています。匿名だから話せることもあると意識されています。
日本に古くからある陶芸にも、制作過程で割れてしまった作品をそのまま捨てるのではなく、金継ぎという修復技法で新しい作品へ再生させることが行われてきました。割れた破片をTwitter投稿者の体験に見立てて、古くて新しい制作を実践されています。また氏は、アートとデザインの違いもはっきり意識しており、デザインはすぐに結果が求められる反面、アートはその制約がない、ずっと後になってその作品の価値が見出されてもいいのではないかと考えていました。
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