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2017.03.29
介護ニュース

福祉大国スウェーデンに寝たきり老人がいない本当の理由を知っていますか?

日本人の平均寿命は80歳以上といわれています。周りを見ても元気なお年よりは多いですよね。しかし、寝たきりの人が多いのも事実です。平均寿命は80歳といわれていますが、健康寿命は70歳程度といわれています。この健康寿命は、日常生活を普通に送ることができる期間のことです。つまり、70歳を超えると、寝たきりになる確立が高くなるのです。医療の技術も進歩し、寝たきりのままでもさまざまな治療を受けることはできます。そして、最後までがんばるという人も多いし、家族が望むこともあります。
日本では寝たきりの老人も多いですが、欧米諸国には寝たきり老人がそもそも存在していないとも言われています。日本と欧米では、何が違うのでしょうか。たとえば、福祉大国といわれるスウェーデンにも寝たきり老人はほぼいません。手厚い看病を受けることができそうですが、高齢者は病気になっても積極的な治療を行わないことが多いようです。病気で食事が取れなくなったとき、日本では胃ろうや点滴などを行いますが、スウェーデンの場合はそういった処置は行われません。無理な延命をせずに、自然な死を迎えるという価値観があるからです。これは、欧米諸国では一般的な考え方となっています。
延命治療を受けることと、自然な死を迎えること、どちらが良いかは人それぞれです。長期間の延命は、本人だけでなく家族にもさまざまな影響を及ぼします。延命治療を避けたいなら、延命を拒否する文章を残しておいたり、家族とあらかじめ話し合っておく必要があります。自分の終わりの迎え方を考えてみるのも良いかもしれませんね。
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