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2017.03.24
介護ニュース

「ぼけ」「痴呆」と「認知症」の間

「認知症」という言葉は、2004年に厚生労働省によって改定されたものです。「ぼけ」「痴呆」など「その呼び方に侮蔑性がある」ということで改訂されました。「認知症」と診断されることで専門的な治療が可能になり、介護従事者も認知症関連の資格取得も薦められていて介護の現場も認知症対策に取り組んでいるところも多くなりました。また、社会の中でも「認知症」の理解が高まり見守る体制も出来つつあります。
しかし、それは高齢者を無条件で見守るのではなく「認知症患者」という括りで接することになります。「認知症」が病気である以上「患者」という立場になることは仕方のないことです。加齢による「物忘れ」を単なる「物忘れ」と捉えるか、「認知症患者」と捉えるかで高齢者への対応が変わってきます。「ぼけ」ないで過ごしている高齢者もいます。高齢化が社会問題となっている今の時代、呼び方が改訂される以前の「ぼけ」に対する大らかな受け止め方があったということも覚えておきたいことではないでしょうか?
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