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2024.05.07
相談員ブログ

デイサービスとデイケアについて

【デイサービスとデイケアとは】
デイサービスとデイケアは通所サービスであることや名前が似ていることから、混同されることが多いです。
正式名称はデイサービスが「通所介護」、デイケアが「通所リハビリテーション」と言いますが、その違いについてまとめてみました。

【運営母体の違い】
・デイサービス
民間の株式会社 NPO法人 社会福祉法人 ※法人格を持った多様な主体
・デイケア
病院 診療所 介護老人保健施設 介護医療院 ※医師がいる医療機関

【人員の違い】
・デイサービス
管理者 生活相談員 介護職員 看護職員 機能訓練指導員(看護師などでも可)
・デイケア
医師 管理者 介護職員 看護職員 リハビリテーション専門職員  

【利用できる方の違い】
・デイサービス
介護1~5の認定を受けた方(事業所によっては要支援の方を受け入れるところもある)
・デイケア
要支援1・2、要介護1~5の認定を受けた方

【料金の違い】
利用時間を5時間以上6時間未満とした利用料金の目安です。
・デイサービス
介護1:567円 介護2:670円 介護3:773円 介護4:876円 介護5:979円
・デイケア
介護1:618円 介護2:733円 介護3:846円 介護4:980円 介護5:1,112円

【目的の違い】
・デイサービス
利用者が在宅生活を続けられるように、必要な日常生活上のお世話や機能訓練などを受けられます。
交流やレクリエーションを楽しむことで、利用者の社会的孤立感の解消と心身機能の維持や改善を図ります。
また、その家族にかかる介護の負担を軽減します。
・デイケア
利用者が在宅生活が続けられるように、医師の指導のもと専門的なリハビリテーションや生活支援などが受けられます。
療養中や退院後に身体機能や認知機能の低下が見られた利用者に、心身の機能の維持と回復につながるサービスを提供します。

【機能訓練とリハビリテーションの違い】
デイサービスでは機能訓練が行われ、デイケアではリハビリテーションが行われます。
・機能訓練
身体機能の改善や減退防止を目的としていますが、医師の指示はありません。
看護師、柔道整復師、按摩マッサージ指圧師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など、様々な職種の人が実施します。
・リハビリテーション
医師の指示のもと、機能の維持や回復を目的としています。
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といった限られた職種の人のみが実施することができます。

【サービスの違い】
・デイサービス
送迎、食事、入浴、排泄介助、レクリエーション、口腔ケア、レクリエーション、機能訓練
・デイケア
送迎、食事、入浴、健康管理、口腔機能訓練、医師の診察、リハビリテーション
(利用者の介護度が軽度な場合は、食事や入浴の介助は行われません)

【内容の違い】
・デイサービス
一般的には、医療的ケアは無く、他の利用者との交流や余暇活動を提供しています。
利用者が自宅で自立した日常生活ができるように、食事や入浴がメインとなっています。
・デイケア
常勤の医師による医療的ケアが提供されます。
身体機能や認知機能の改善など、リハビリテーションに注力しています。

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