2017.10.04
介護ニュース
スマホアプリで認知症患者を見守る実験が成功!
これは、スマホアプリAir Talkと近距離無線用端末であるビーコンを利用したシステムで、ビーコンを装着した認知症患者を自宅や病院などに設置されているAir Talkが検知し、スマホアプリをダウンロードしてある家族やケアマネージャーのスマートフォンやタブレットといった情報端末に配信する事で、認知症患者の事故や事件を24時間防ぐ事を目的としています。また、Air Talkをダウンロードしている情報端末の持ち主とビーコンを装着した認知症患者がすれ違う事でも詳細な位置情報が通知されるので、地域住民が協力し合う事により更に高い効果を期待する事が出来るようになるのです。認知症患者に装着するビーコンは薄型の軽量品で負担もほとんどありません。
既に開発に成功している固定検知端末を利用すれば、1台で100メートル四方内のエリアをカバーする事も可能になります。これにより更に万全の体制で認知症患者を24時間365日見守り続ける事が出来るようになる為、認知症患者の安全だけでなくその家族の負担も軽減されるのです。