2016.10.19
介護ニュース
東京のベッドタウン、伊勢原市とは?
市内には小田急電鉄の小田原線が走っています。東京駅からは東京メトロを乗り継いで代々木上原駅から小田急電鉄に乗り換える方法が運賃が安く、比較的早く来ることができます。所要時間は約1時間15分です。
伊勢原市には大・小のホールを有する伊勢原市民文化会館があります。コンサートや演劇などが行われており、芸術文化の拠点となっています。
毎年夏には「大山夏山開き」が行われます。現在では年間を通して登山が楽しめる大山ですが、明治のころまでは夏だけ開山される山でした。古くから厚い信仰を受けてきた山であり、かけ念仏をしながら山頂を目指す夏山開きという伝統行事が往時をしのばせます。
市内には総合運動公園もあります。スポーツ関連の大会はもちろんのこと、ふれあいマーケットや介護・介助者向けの講習会など市民のための講座やイベントが数多く開かれています。
昔はのどかな田園風景が広がる地域でしたが、東京へ通勤や通学する世帯が多く移り住み、東京のベッドタウンとなっています。駅周辺は商業施設もたくさんあり便利な一方で、駅から少し離れると大山など自然も豊かに残っており、治安の良い住みやすい地域です。
伊勢原市は東京のベッドタウンとして人口は増加の傾向にありますが、高齢化も同じように進んでいます。平成28年1月1日現在、65歳以上の老年人口は24176人で、伊勢原市全体の24.2%を占めています。そのため、早くから高齢化対策に取り組んでおり、特にサービス付き高齢者向け住宅はサービス面で高い評価を受けています。介護付き有料老人ホームや特別養護老人ホーム、グループホームなども新設されており、今後も増えていく傾向にあります。
高齢者福祉サービスも充実しており、徘徊する高齢者にGPS携帯電話端末を持たせて24時間対応してくれる「徘徊高齢者等探索情報サービス」は月額数百円の利用者負担で利用できます。他にも夕食などを宅配してくれる「まごころ配食サービス」や「介護見舞金」などもあります。