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2016.06.21
介護ニュース

認知症と物忘れは、何が違うの?

記憶力のピークは20代ですが、その後の様々な経験・体験を重ねることで、知能自体は50代まで伸び続けます。しかし60歳頃になると、多くの人に記憶力・判断力・適応力などに衰えがみられるようになります。これがいわゆる知能の老化です。記憶力の低下に伴い物忘れも増えていきますが、単なる物忘れと認知症は、何が違うのでしょうか?

健康な人の物忘れの例としては、「約束の時間を忘れてしまった」「印鑑をしまった場所を忘れてしまった」などです。この場合、「約束をしたこと」や「印鑑をしまったこと」は覚えています。つまり「自分が忘れている」ことを理解している状態です。いっぽう認知症の場合、「約束したこと」「印鑑をしまったこと」そのものを忘れてしまいます。自分が忘れていることを、理解していない状態です。

自分の経験自体を忘れ去ってしまっているので、時によっては理由がわからず、相手に責任を転嫁し怒ることがあるのです。そのような傾向がみられたら、認知症の可能性を疑ってみてください。
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