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2016.05.24
介護ニュース

認知症の人の気持ちに寄り添うー一人ひとりの手記とともにー

認知症がひどくなると、物忘れがあるのみではなく、怒りっぽくなると言われています。時には家族や周りの人に暴力をふるってしまうこともあります。なぜ、認知症が悪化すると怒りっぽくなってしまうのでしょうか。

とあるデイケア施設では、認知症の人の気持ちに寄り添うことを大切にしながら活動を行っています。その活動の一つに、一人一人の気持ちを知るために、手記を書いてもらうというものがあります。手記には認知症の人が抱える辛さや悩みが綴られています。その手記からわかることとして、認知症の人が怒りっぽくなりやすいのはストレスを抱えていることが理由であることがはっきりとしています。家族はついつい「何でこんなことをしたの」「またそんなことを言っている」と言ってしまいがちです。しかし、その言葉は認知症の人をひどく傷つけ「私はここにいない方がいいんだ」と思い、外に出ていってしまうのです。

物忘れがあっても大丈夫、今の自分が受け入れられていると感じると、自然と怒りっぽさや徘徊が収まります。家族や周りの人が接し方を変えることで、認知症の人が落ち着いて生活を送ることができるのです。
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