介護事業各社が人材の確保・育成の強化策に知恵を絞ってる。高齢化で介護事業の重要が増える一方、景気回復なので採用競争が激しくなっている。ホームヘルパーや看護師らの人材不足も深刻化しており、待遇や認知度の向上で成長を目指している。日本医療事務センターは年内にも、介護職員の給与体系に能力主義を採用。ヘルパーのランクを利用客から評価に応じて6〜7段階のランクに分ける。最高ランクと最低ランクヘルパーの間では自給計算で最大千円程度の差がつくという。有料老人ホームのライフコミューンは介護職員の人事制度見直し、現場を取りまとめる管理職に昇進試験を取り入れた。実力があれば年収が3割高くなる管理職になれる仕組みをつくり、士気向上を狙う、2月に第1号となる158人が昇進した。厚生労働省によると2004年度末の訪問介護の事業者数は1年前より10%増えた。これに対して訪問介護事業所の従業員数は6%増。施設の増加ペースに人員確保が追いつかない状況になっている。
日本経済新聞
2006年07月19日 19:38
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