北海道の調べによると、「食べ物が飲み込みにくい」「むせる」など、摂食に何らかの障害がある道内の高齢者は、要介護認定者の5人に1人にあたる約3万5000人に上ることがわかりました。
摂食に何らかの支障が認められる「摂食嚥下障害」は脳血管障害の後遺症や加齢が原因で起こりやすいのですが、食べる楽しみが奪われるだけでなく、肺炎の死者のうち約3割は、摂食嚥下障害により食べ物が気管支に入ることによる誤嚥性肺炎が原因ともいわれています。
4月に施行された改正介護保険法で、摂食嚥下障害は口腔(こうくう)機能を維持向上させる介護予防の重点項目の一つとされています。この障害は、「食べ物が口に残る」「食べこぼしが多い」「食事中か食後によくせきが出る」などの症状として多くは表れます。
その原因は様々ですから、早めに歯科等を受診し、その原因を明らかにして治療や言語療法士によるリハビリ等を受けることが必要です。
2006年05月11日 20:48
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