一人暮らしをしていた田舎の母が要介護状態となり、入院していた病院から早期の退院を求められ、有料老人ホームへ入居を決めました。
母はある程度貯蓄を残していたために、貯金で入居一時金を支払ったのですが、長期入居になることを考えて、月額費用はできるだけ安いホームを探しました。特別養護老人ホームは、実質入居できないと言われ、少しあせっていたこともあり、『介護付です』という言葉に安心し、月額費用の内容まで詳細に検討することなく入居を決めたのですが、それが大きな間違いでした。
ホームのスタッフの人達も感じが良く、母もすぐに慣れたようで良いホームが見つかったと安心していたのですが、入居から一ヵ月後に送られてきた請求書を見てびっくりしました。月額費用17万円程度と書いてあったので、それですべてまかなえると思っていたのですが、実際は、その他介護保険の一割負担やオムツなどの日用品の実費、レクレーションの費用等で、請求額は23万円以上でした。
当然、事前に資料をもらっていましたし、今から考えればそれぞれの金額は妥当なものなのですが、感情的にだまされたような気がして、ホームに対する不信感が一杯になりました。退居も考えたのですが、入居一時金を支払っていますし、母は気に入っているので、その苛立ちから、余計に腹立たしさが高まりました。母にも最初は17万円程度だと伝えてあり、年金で足りない分は私が払っていましたので、それを気にしてか、それ以降、レクレーション等のサービスを希望しなかったように思います。
母はその後、2年程度ホームで生活し、亡くなりましたが、サービス内容に不満や問題があった訳ではありませんし、スタッフの方々も良くやっていただいたと思っています。
しかし、それでも、私個人的には最後までホームに対するわだかまりは消えませんでした。
当然、有料老人ホームの責任だけではなく、しっかりと確認しなかった自分自身に問題があることは、わかっています。ただ、金額的にも決して払えない額ではなく、最初から確認していれば、もっと気持ちよく、私もそして母もサービスを受けられたのにと、今でも残念で、母に申し訳なく思っています。
2005年10月20日 10:35
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